★代表としてお伝えしたいこと★

宝塚を愛する皆様、こんにちは。
今日はちょっと真面目なお話にお付き合いください。

私は地方都市に住まう宝塚歌劇のファンの一人です。それでも運とご縁と、押しの強さのおかげでしょうか、多くの舞台関係の方と知り合い、親しくさせていただいています。そして、北九州やその周辺の地からタカラジェンヌを輩出したい!という願いで、このスタジオを開きました。

これまで、Jスタジオの宝塚受験ワークショップを二度開催させていただきました。1回目は宝塚のレジェンド・榛名由梨さん、そして糸島出身の珠華ゆふさんを、2回目は最近まで現役娘役であった結乃かなりさん、夢乃花舞さんをお招きしました。榛名さんはご存知の通り超一流ですし、珠華さん、結乃さんと夢乃花さんにしてもダンスと歌唱の宝塚歌劇団でトップレベルの方々で、今でも現役の舞台人です。

当然ながら、稽古は厳しく、宝塚音楽学校に入るにはこのレベルが当たり前よ、ということを突きつけることもあるかもしれません。

私は今後も開くであろう、宝塚受験ワークショップは、「地方だからこの程度でいいだろう」とか、「参加した子が楽しんでくれたらいい」という水準で終わらせるつもりはありません。

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言うまでもなく、歌やダンス、演技は身体的なものです。実際自分の目で見て、肌で感じ、同じ空気を吸いながら場を共有することでしか、味わうことはできません。地方に暮らしていると、トップレベルの舞台や演奏、ダンスに触れる機会が圧倒的に少なく、触れたくてもかなわないままに暮らしてしまいかねません。
もちろん、地方での生活は魅力的です。私自身がこの北九州をこよなく愛しています。
それでも、こと文化、芸術・芸能に関しては東京・大阪と地方都市では大きな格差があり、さらに拡大している現実を事あるごとに目の当たりにさせられます。

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さて、一般の大学受験ならば、模擬試験と偏差値が志望校の合格確率の目安を教えてくれます。

では、地方に住みながら宝塚音楽学校を目指すには?
自分のダンスや歌唱力などが、他の受験生と比べてどうなのか?
受験に必要な水準を満たしているのか?「清く正しく美しい」印象を与えつつ、オーラがあるか?
そんな数字にできない技術や力量について、地方在住の志願者が自分はどの程度それを満たしていて、どこを努力すればいいのか?

それらを知ることは簡単ではありません。

だからこそ、Jスタジオのワークショップは第一線で活躍する一流の講師を招き、受験生として求められる水準を、厳しくても必要なことを、皆さんに身体で学んでいただきます。
本当に音楽学校を受験し、手の届く受験生を育てたいからです。

地方に住んでいても、スタート地点に立つときは東京や大阪出身の方と同じです。皆さんにも等しくチャンスと可能性があるのです。

できないこと、知らないことは素直に尋ねてくれれば講師はちゃんと答えてくれます。そして、克服すべき課題は次回まで努力してください。

悩んだり、苦しいときは私やスタッフが全面的に力になります。もちろん親御さんの不安に対しても、ご相談にのります。

ですから。

Jスタジオのワークショップに参加なさる方には、夢を絵空事と思わず、本当にご自分のものにするのだという気概を持っていただきたいのです。
それは私が皆さんに望むことでもあり、自分自身に対してもかくありたいのです。

 

 

「ハングリーであれ。愚か者であれ」
スティーブ・ジョブズ(Apple社創業者)

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